骨材セミナー

第13回骨材セミナー(平成28年7月4日)

講演テーマ
「中部地方のアルカリ骨材反応の特徴と最新の話題」
愛知工業大学 工学部 土木工学科 教授 岩月 栄治 先生

 

内容
現行JIS試験法と総量規制による抑制対策の問題点、中部地区の反応性骨材の分布や劣化構造物における反応の特徴からASR対策におけるぺシマム現象と岩石学的反応特性の考慮の必要性を解説するとともに、新たな積極的ASR抑制対策として、プロピオン酸カルシウムの添加による方法を紹介し、コンクリート供試体5年間の暴露試験結果を公表した。

第12回骨材セミナー(平成27年8月4日)

講演テーマ
「発想豊かにコンクリートを楽しもう!」
岐阜大学工学部長 社会基盤工学科 教授 六郷 恵哲 先生

 

内容
地域の教育、研究拠点である岐阜大学の魅力アップに向けた取組みと特徴ある教育内容の紹介、ならびに大学での研究内容と研究成果の社会での活用事例として高靭性モルタルの紹介と研究のアイデアや発送方法についての講演。

第11回骨材セミナー(平成26年10月27日)

講演テーマ
「持続可能な社会の構築に向けた骨材産業のあり方」
骨材資源工学会会長 岩手大学工学部社会環境工学科 教授 大塚 尚寛 先生

 

内容
少子・高齢化、人口減少社会の到来による社会構造の変化は、わが国の建設産業や骨材産業に大きな影響を及ぼす極めて重要な課題である。骨材業界が自らの努力で新しい展開を切り開いて行くための、社会構造変化の現状把握と将来分析、ならびに今後の進むべき方向についての検討。持続可能な社会の構築に向けた骨材産業のあり方についての講演。

第10回骨材セミナー(平成26年8月7日)

講演テーマ
「NEXCO中日本の建設・保全の現状と今後の展望―コンクリート橋の中心として―」
NEXCO中日本高速技術マーケティング株式会社 代表取締役社長 上東 泰 氏

 

内容
コンクリート工事の豊富な経験と高速道路事業における実践の立場から、コンクリート橋を中心に①高速道路の建造物の変状の実態と長寿命化に向けた取組み事例、②新名神等の建設事業の概要、等の説明と、建設・保全技術の今後の展望についての概説。

第9回骨材セミナー(平成25年10月3日)

講演テーマ
「コンクリート用骨材の規格・規準について」
東京工業大学 名誉教授 長龍 重義 氏

 

内容
数多くの研究業績や規準類の作成ならびにコンクリート工業協会会長など学協会での重職の歴任などによる豊富な知見と経歴に基づく大局的な見地から、これまでの骨材セミナーの総括と資源循環による持続可能な社会に向けた骨材とコンクリートの関わりなどについての提言。

第8回骨材セミナー(平成25年4月3日)

講演テーマ
「アルカリ骨材反応抑制のために骨材生産者ができること・すべきこと」
(独)国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター フェロー 博士(工学) 山田 一夫 氏

 

内容
基礎知識として、アルカリ骨材反応の基礎、日本の反応性評価法と抑制対策の限界と国際的動向、日本の地質構造と反応性の可能性がある骨材の分布について説明の説明。国や発注者の対応を持っていても課題解決にはならないことから、より合理的な生産活動を目指して、骨材生産者ができることとすべきことについての提案。

第7回骨材セミナー(平成24年10月22日)

講演テーマⅠ
「骨材・コンクリート試験の評価とその解釈」
一般財団法人建材試験センター 本部技術主幹 真野 孝次 氏

 

内容
代表的な骨材及びコンクリート試験を対象として、その必要性と試験結果の解釈について、実務者としての考え方の一例と紹介。

 

講演テーマⅡ
「規格・規準・基準の解釈とあり方」
広島工業大学 工学部 教授 十河 茂幸 氏

 

内容
コンクリート工事に際して遵守すべき諸規準は、標準的な構造物においては適合するものの、すべての構造物、すべてのコンクリートに最適とは限らない。規格・規準・基準の解釈とあるべき姿について作成者による概説。

第6回骨材セミナー(平成24年5月7日)

講演テーマ
「コンクリート品質の決め手となる『骨材』への期待」
広島工業大学 教授 工学博士 十河 茂幸 氏

 

内容
コンクリートに求められる性質は多様化しているが、コンクリートの品質を支配するのはセメントよりむしろ骨材であること。また、その骨材の品質については天然であることから近年まであまり議論をされていなかったが、コンクリート品質の決め手となる骨材に対して、その品質のあり方、特にひび割れに対する影響、土木と建築の考え方の違いなどについて建設のエキスパートからの解説。

第5回骨材セミナー(平成24年2月7日)

講演テーマ
「鉄筋コンクリート造建築物の性能(耐久性等)に及ぼすひび割れの影響と対策」
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授 博士(工学) 野口 貴文 氏

 

内容
ひび割れ指針、JASS5の変遷を通して乾燥収縮率とひび割れ幅抑制の関係について、また今後建築の環境性能評価が重要になること、さらに国策で公共建築物の木造化が推進され耐火構造物である鉄筋コンクリート造の地位を脅かそうとしている現状について建築分野のコンクリートの第一人者からの解説。

第4回骨材セミナー(平成23年11月4日)

講演テーマ
アルカリシリカ反応(ASR)によるコンクリートの劣化現象とその対策-現状と課題-」
金沢大学教授 工学博士 鳥居 和之 氏

 

内容
JR東日本によるASR抑制対策強化などの現状を踏まえ、コンクリートの耐朽性向上に関してアルカリ骨材反応をテーマとして、ASRの劣化の機構からASRによる構造物の劣化を防ぐための抑制対策や維持管理について、また試験における「無害」判定の難しさや今後の動向などについてのASR研究の第一人者からの解説。

第3回骨材セミナー(平成23年9月2日)

講演テーマ
「骨材とコンクリート構造物の性質・・・そもそも性能って何だろう・・・」
京都大学大学院 工学研究科 都市社会工学専攻 教授 博士(工学) 河野 広隆 氏

 

内容
土木構造物について、その社会的意義、設計プロセス、性能照査の現状に関する概説から、今日の骨材を含んだコンクリートにおける諸問題の背景についての教示と、その後の活発な質疑応答でASR、乾燥収縮、ひび割れなどの各論について土木分野のコンクリートの第一人者からの解説。

第2回骨材セミナー(平成23年5月12日)

講演テーマ
「骨材がコンクリートの諸性質に及ぼす影響」
岐阜工業高等専門学校 教授 博士(工学)岩瀬 裕之 氏

 

「コンクリートへのオマージュ-Concrete for Human これからの社会資本整備とコンクリートそして骨材-」
岐阜大学名誉教授 工学博士 小柳 治 氏

 

内容
骨材がコンクリートのフレッシュ性状から硬化特性さらに耐久性に及ぼす影響について現役教授による土木材科学の模擬授業。
これからの社会基盤整備におけるコンクリートと骨材の使われ方について設計思想にも触れたコンクリート工学の大家による講義。

第1回骨材セミナー(平成23年2月3日)

講演テーマ
「コンクリート用骨材(砂利・砂)に対する要求品質と、各品質項目のコンクリートの品質、性能に与える影響について」
品質問題検討特別委員会 博士(工学) 髙田 浩夫 氏

 

「鉱物・岩石の性質から見たコンクリートの乾燥収縮について」
独立行政法人 産業技術総合研究所 理学博士 須藤 定久 氏

 

内容
砂利生産県岐阜の地質の特徴とそこを後背地として生産され、沖積平野に胚胎する砂利・砂の成り立ち、ならびにコンクリート用骨材の品質要求など骨材に関する基本事項の解説。
岩石学的見地から粘土鉱物のコンクリートの乾燥収縮特性への影響について、ミクロの視点により骨材性質を捉えた研究成果の報告。